映画『一枚のハガキ』をシネマイーラに見に行きました。新藤兼人監督の実際の体験を描いた映画です。100人の中年兵が、くじびきにより96人が戦地に赴き、6人は国内で清掃作業に従事。終戦を迎え、94人が死亡、6人のみが生き残りました。亡くなった多くの人々の家族の苦悩、生き残った兵士の複雑な心境。残ったもの達が、働き今の日本を作り上げてきました。終戦の日の前日にこの映画を見て改めて、戦争の悲惨さを感じました。
戦後66年がすぎ、さまざまな問題を抱えている日本です。グローバル化が益々すすみ、厳しい世界の中で今後の人々の生活がどうなるのか、しばしば不安を感じます。
テレビではイタリアの人々が節約を始めたと報道されています。今後多くの先進国の抱える経済不安が、日本にも波及しない事を望みます。
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